人を信じられなくなった。このままでいい?

騙されることは誰にでもあるでしょう。

私もエイプリルフールには騙されまくりです。

ちょろいです。

 

詩太さんの詩にこういうのがあります。

 

あなたが今

傷つき苦しんでいるということは

あなたの心が優しくて優しくて

人のすばらしさを信じているという証。

 

優しい人だから人を信じるのかもしれません。

 

人を信じるのはどんな人?という論文を読んだことがあります。

頭が良いほど人を信用するようです。

言語能力が高いと平均より34%信用しやすい。

理解度が高いと平均より11%信用しやすい。

 

ついでに論文から学んだ、信じることもメリットを紹介します。

 

1.大きな嘘に騙されにくくなる

人を信じるほうが、大きな嘘に騙されにくくなるようです。

信じる人は、小さい嘘に何度も騙されるから、嘘に慣れていて、大きな嘘のときに気づくそうです。

あまり信じない人は、小さい嘘を信じないから、嘘に慣れていなくて、大きな嘘が嘘だとわからず騙されてしまいやすいようです。

信じない人のほうが、大きな嘘に騙されやすいなんて皮肉ですね。

 

2.心身の健康状態がよくなる

信用すると幸せを感じやすくなります。

強く信用する人は平均より7%健康状態が良い。オキシトシンの影響?

 

3.収入が高くなる

1~10段階でどれくら人を信用するかを調べたら。

8/10信用する人の収入が一番高い。

一番収入が低いのは一番信用しない人。

マキャベリストという人を操ろうとする人や、自分だけの利益を追求するテイカーがいるので完全に信用するのはよくないのかも。

全く信用しなければお互い協力しにくいから収入が低いのだろう。

 

ドウェイン・ジョンソンさんの話

ドウェイン・ジョンソンさんの話から人を信じることの大切さを学んだことがあるので紹介します。

 

彼はアメフトで活躍してから、プロレスラーになり、それから俳優に転向して「ハムナプトラ2」、「ワイルドスピード」、「ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル」などに出演して「世界で最も稼ぐ俳優」のトップに立ったこともあります。

私が彼を初めて見たときは、CGじゃないか?と思ったほどの凄い筋肉の俳優です。

 

大きくてムキムキの彼ですが、子供の頃はうつ病になっていたこともあります。

彼が15歳の頃、母親が自殺未遂をして「何もしたくない、どこにも行きたくないという状態になったことがある。ずっと泣いていた」と彼が話しています。

 

子供の頃は行儀が悪く無作法でした。

しかし、彼が警察に逮捕されたのは16歳の頃が最後。

彼が変わったのは高校の先生から信じてもらえたからです。

 

彼は学校でジョディ・スウィック先生に失礼な事をしてしまいました。

しかし、そのことを謝りたくなり、次の日に「申し訳なかった」と先生に謝りました。

先生は「アメフトをやらないか?」

   「君を信じる、君を変えてみせる」と言ってくれました。

 

不良だったのに彼は先生から信じてもらい、彼は先生もチームメイトのことも信じ、アメフトで活躍しました。

彼のことを家族も信じてくれました。

 

彼は俳優として活躍している現在、白血病のファンにビデオメッセージでエールを送ったりなど慈善活動を精力的に行っています。他人だった人達が彼のファンになっています。

ずっと泣いていた彼はもういません。

 

彼から学んだこと、それは

 

友人を信じ

家族を信じ

他人を信じ

そして、自分を信じるんだ

 

あなたが相手を信じることで、ドウェイン・ジョンソンさんが救われたように相手を救えるかもしれません。